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【映画】告白

公式サイト

あらすじシネマトゥデイより引用)

とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。



池袋テアトルダイヤで観賞。
水曜ということもあり、満席。観賞した前後の回も満席。

前評判通りとても素晴らしかった。
松たか子も木村佳乃もあまり好きな女優では無いが、
文句の無い素晴らしい演技だった。
全てのカットが、演出・映像効果・音楽等、全ての要素で計算され尽くしている。
全てのカットが美しい。
中島哲也らしい演出。


が、美しすぎる。

例えば、劇中、何人かの人が死ぬシーンがある訳だが、
飛び散る血しぶきや死体等がもの凄く美しい。
そこに映る死体からは、「計算され、作られたモノである」という印象しか受けない。
「命とは」と劇中で語りながら、その命の生々しさが感じられないのである。

スローモーションにも同じことが言える。
確かにドラマチックには見える。印象にも残る。
でも、それはアクセントとして用られるべきものであって、
全編を通して多用されると起伏が生まれない。
(途中のコメディ調の演出も、明らかに浮いてしまっている)
ピークを継続させることによって緊張感を生み出しているとも言えるが、
結果、クライマックスは更なる盛り上がりを作る為に
「もうこれ異次元の話じゃねえか」
と思われても仕方ないようなぶっ飛んだ映像になっている。

つまりこの映画は、全てを計算し尽くした画作りをすることによって、
「生々しさ・リアルさ」を失ってしまったような気がする。
「息も出来ない」「母なる証明」のようなガツーンとくる生々しさが感じられない。
(というか最近の韓国映画の生々しい表現はすげえ)

そもそも、「復讐」がモチーフなんだから、もっと生々しくてドロドロした演出の方が、
原作には合っていたのでは?と感じてしまう。
ぜひ、他の監督のリメイクも観てみたい。


とまあ、否定的な文章ばかり書いてしまったが、
冒頭に書いた通り、素晴らしい映画だったということに変わりはない。(マジで)
恐ろしくクオリティの高い映画だと思う。
というか、中島哲也監督は毎回クオリティがすげえ。
でもやはりファンタジー向きの人だとは思うので、
パコみたいなのを撮っていった方が良いのでは?とは思う。

テーマ : 『告白』
ジャンル : 映画

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