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電車の中でビンゴ大会

俺は電車の中ではお年寄りと女の子に座席を譲るジェントルメンなのですが、その日だけはそんなこと言ってられませんでした。
一日中歩き回っていた(カブトムシ探してた)ので、足はもうガクガクです。
早く座りたい。その一心で電車を待っていました。

その日の中央線は珍しく空いていて、座席が一人分だけ空いていました。
そこだあ!と心の中で叫び、そこに座ろうと思ったんですが、あと1歩のところで踏みとどまりました。
重大なことに気づいてしまったのです。

その空いている席の両隣にはメガネをかけた人が座っていました。そしてその隣もメガネ、そのまた隣も・・・
なんと、その1列は全てメガネの人で埋め尽くされていたのです。

な、なんだこいつらは!?
メガネ同好会か?

俺がここに座ってしまったら、何かが崩れてしまうような気がしました。
みんな、何食わぬ顔で座っているけど、気づいている筈です。
あと、1人でビンゴだということに。

よし、ここは最後のメガネが乗ってくるのを見守るべきだ。

俺は足の疲れも忘れ、そのラストメガネを待っていました。

ふと、そのメガネリーチの向かいの座席を見ると、そこにも1人メガネの男性がうつむいて座っていました。

うわ、もったいねえ!なんでお前そっちに座ってんだよ!さあ、顔を上げろ!目の前の状況をみてみろ!

俺の願いが通じたのか、その人が顔を上げました。
しかし、なぜかその人は向かいの席ではなく、俺の顔をみています。

え!?なんだよ!こっちみんじゃねえよ!
くそう、ダメだこいつは。チャンスに弱いタイプだな。

俺は顔をそらし、窓の外に目を向けました。
電車はちょうど三鷹駅に着きそうな頃でした。

よし、メガネ来い!メガネ来い!

景品の無いビンゴ大会に、なぜこんなにも興奮していたのかは分かりません。しかし、俺は神に祈ったのです。ビンゴの神に。

そして奇跡は起こりました。
ホームの一番前で電車を待っていたのはメガネのおばさんでした。

そしてドアは開き、おばさんは導かれるようにあの席へ・・・


ビ、ビンゴ~!!!!!
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